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女性にこそ大人気!!「ピッコマ」の考えるマンガアプリの今後とは?

23日(木)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにてマンガアプリサービス「ピッコマ」を運営する株式会社カカオジャパンによる事業発表会「ピッコマものがたり2019」が開催されました。

壇上には同社の代表取締役社長 金在龍(キムジェヨン)氏が登壇し、マンガアプリサービス「ピッコマ」の現状や、今後についてのプレゼンテーションを行いました。

その中で金氏は
今回の調査では、漫画を読んでいる人たちの81%が紙の単行本を読んでいるという結果が出ています。そして、漫画アプリを使っている人は全体の50.5%です。ここで私たちが注目しているところは、漫画アプリのユーザーのうち75%が、紙の単行本や紙の雑誌を併読しているという結果」
のところとし、
その「マンガを併読している人たちを3つのキーワードにして分けると、”デイリー””ウィークリー””マンスリー”です。紙の雑誌はウィークリーで楽しむ人が多く、単行本の場合はマンスリーで、漫画アプリの場合は40%の人が、デイリーに、生活の中で漫画を楽しんでいるという結果になっています。
と、マンガアプリがマンガを読む人たちの中でどれだけ使用頻度が高いかを報告。

また、マンガアプリについて注目しているところとして
「知らなかったマンガを発掘できる、(新たな作品との)出会いというところがキーワード」
とし、マンガアプリは習慣性の高い雑誌が苦手な女性のマンガユーザーを増やしているとの調査とともに
「どちらかといえば男性のほうが、女性よりも紙の雑誌を利用する人が多くて、アプリを利用するのは男性よりも女性が多いという結果が出ています。」
と女性にこそ使いやすいサービスであるとの見解を述べました。

そして、「それぞれ(の媒体)が役割を持っているのであって、競争ではなく共存関係を高めることで、より業界の生態系が活性化するのではないか」とピッコマの考える漫画、延いては出版業界の未来についてのヴィジョンを熱弁しました。

さらに、同イベントでは「毎日を楽しくしてくれるマンガ」への賞として「ピッコマAWARD2019」を発表。


全20作品のノミネートの中から、

『約束のネバーランド』原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか(集英社)

『DAYS』著者:安田剛士(講談社)

『盾の勇者の成り上がり』著者:藍屋球 原作:アネコユサギ キャラクター原案:弥南セイラ(KADOKAWA)

『OUT』原作:井口達也 漫画:みずたまこと(秋田書店)

『モンキーピーク』原作:志名坂高次 作画:粂田晃宏(日本文芸社)

『捨てられた皇妃』漫画:iNA 原作:Yuna(D&C Media)

『復讐の毒鼓』原作:Meen 作画:Baekdoo(Toyou’s Dream)

の全7作品(上から順にLUNA、IGNIS、AQUA、ARBOR、AURUM、TERRA、SOL賞)が選出。
金氏によるトロフィー授与や、作家本人・担当編集者による受賞スピーチなどが行われました。

近年ますます影響力を拡大している電子書籍サービス。
この機会にぜひマンガアプリサービスを利用し始めてみてはいかがでしょうか?

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