舞台『市ヶ尾の坂-伝説の虹の三兄弟』フォトコール

17日、M&Oplaysプロデュース『市ヶ尾の坂-伝説の虹の三兄弟』のフォトコールが行われました。

 

本公演は、作演出家の岩松了とM&Oplaysが定期的に行っている公演で、今回は1992年に「竹中直人の会」で上演された「市ヶ尾の坂」を新演出で上演。2014年に16年ぶりに再演され、その普遍的な戯曲の力で高い評価を得た「水の戯れ」に続く、岩松戯曲の傑作、26年ぶりの再演です。

 

1992年、市ヶ尾の坂で暮らす三人兄弟。田園都市計画の名の下、無くなることを余儀なくされている兄弟の家。状況に抗うすべとてなく懸命に生きていこうとする母なき兄弟と、三人と触れ合うことになった母になることが出来ぬ美貌の人妻の、絵合わせのような家族劇。 今回の上演にあたり、あれから「25年後、その市ヶ尾の坂は高速道路の青葉インターに続く壮観な空中道路の入り口になっています。今われわれは、あの兄弟を、あの人妻を、どんな思いで思い返すのでしょうか?」と思いを馳せる岩松によって生まれ変わる本作。

 

出演者には、2013年の「不道徳教室」以来4度目の岩松作品となる大森南朋、2009年の「マレーヒルの幻影」で初舞台を経験した麻生久美子、今回が初の岩松作品となる三浦貴大、2016年連続テレビ小説「べっぴんさん」の中西直政役での好演が記憶に新しい森優作、2014年の「ジュリエット通り」以来4年ぶりの岩松作品となる池津祥子、そこに岩松了も加わり、人気、実力ともに兼ね備えた個性的なキャストが大集結。ミステリアスな岩松戯曲に挑みます。

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